手帳と文具
世界にたった100冊だけのツバメノートを買ってしまった

世界にたった100冊だけのツバメノートを買ってしまった

世界に誇るフールス紙が、限定生産でツバメノート初のハードカバーを纏った。
まったくの衝動買いだったが、コレを待っていた理由もある。
きっかけは、ツバメノート初の公式オンラインショップがオープンしたという知らせを目にしてしまったこと。

つばめ堂文具店

ツバメノート株式会社の公式オンラインショップです。
ツバメノートのカタログに載っている商品はすべて買うことができます。
ショップ限定商品や福袋の企画なども時々行う予定です。
イベント時に期間限定で公開していましたが、2024年1月につばめ堂文具店としてオープンしました。

つばめ堂文具店

可愛くもクラシカルなロゴの出来の良さに釣られて、よせばいいのに、リンクをクリックしてしまった。
さらに、限定商品というカテゴリーに釣られ、ついついソレもクリックしてしまった…

ハンドレッドノートブック

ツバメノートの限定ハードカバーノートです。
世界にたった100冊だけのノートをコンセプトに作製された『ハンドレッドノートブック』。
ツバメノートのデザインを銀箔にすることでトラディショナルな雰囲気を残しつつ極上の仕上がりにした、糸かがり製本のノートです。

ハンドレッドノートブック A5ハードカバー | つばめ堂文具店

僕が惹かれたのは、その希少性ではない。
初めてハードカバーを纏ったツバメノートだからだ。
僕は、その使い勝手として、ハードカバーを待ち望んでいた。

どんな筆記具でも心地よく書ける受容性の高いフールス紙は、あのクレールフォンテーヌの聖なる紙よりも優しい。
では、なぜ最近遠ざかっていたかといえば、薄いソフトカバーの製品しかなかったからだ。
あのツバメクラシックのデザインは、大変に美しい。
ただ、薄いソフトカバーのノートって、ポワンポワンして書きづらいと感じるようになった。
それは大人になってアレコレのハードカバーのノートを使うようになったからかもしれない。

世の流れ的に、いつかハードカバーが出るだろうと思いながら、これまで製品化されることはなかった。
それならば、ついに定番化されたシステム手帳用リフィルに手を出そうかとも考えた。

でも、今さらリングありの生活には戻れない。
障害物だらけの人生を送っているものとしては、ノートくらいはフラットに使いたいじゃない。

ハードカバーのツバメノートにお目にかかることはないんだろうなぁと、すっかりあきらめていたところでの、このリリース!
これを奇跡と表現するのは決して大袈裟ではないのかもしれないね…

スノーホワイト

僕が今回選んだのは、スノーホワイト。

中を開くと栞がひとつ。
そして方眼LOVERの皆様が喜ぶ5mm方眼のフールス紙。

アンチ方眼な僕としては、せっかくなら無地のものをとも思う。

ふたつのお願い

要望はふたつある。
いや、この際、方眼がどうのは置いといて、それよりも優先順位の高いもの。

1.カラバリにライトグレーを加えてほしい

個人的に好きな色というのもあるけれど、Very very ライトグレーって、ツバメクラシックのデザインがより映えるような気がするんだよね。

2.定番化してほしい

何よりこれが最大のお願い。
世界にたった100冊しかないなんて言われると、迂闊に使うことができない。
買ったはいいものの、現在の僕は、さて何に使えばいいものかと襟を正して向き合っている。
そして一向に良いアイディアは浮かばない。
定番化されて、いつでも手に入るのならば、いんちきユビキタス・キャプチャーで躊躇なく書き潰せるのに。
そして、このノートがあれば、その作業はとてつもなく心地いいはずだ…

Thank Youカードは46

コチラで購入すると、オリジナルのThank Youカードが同封される。
そのナンバリングに、特に意味はないらしい。

僕のThank Youカードは46!
旧ロサンゼルス・レイダースのTE トッド・クリステンセンの背番号とおんなじじゃないか。
マイフェイバリットな選手の背番号を引き当てるのも、これはこれで奇跡。

さて、どうやって使おうか?
それを考えるのを肴にボトル一本くらいは飲めそうだ。
ただ、困ったことがひとつある。
どうせ、フールス紙を使うならと、下火になっていた万年筆への情欲が再燃してしまいそうだ。
あのLAMY dialog ccのオールブラックも発売されてしまったんだよね…

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