日本列島中が絶句したVIVANT 第13話「裏切り」。
それは、#悪役会議室 の山本も悲嘆に暮れるほどの衝撃だった。
僕は、長い間、刺さったままの小骨をまたも思い出してしまった。
呼び水は、V_Log#13だ。
V_Log#13

帰ってきたVIVANT最大の悪役!?山本のために行われた豪華撮影に密着。ついに正体が明かされた長野12話の名シーンから3年前の“あの表情”の裏側まで大公開。CG部と美術部が手間暇かけた爆破ロケ、さらに業界初!?ハヤト部屋の挑戦。二宮和也が語った俳優・堺雅人のすごさも
VIVANT V_Log#13 | ドラマ | 見逃し無料配信はTVer!人気の動画見放題
こんなの観ても、この先の展開が読めるわけもない。
ただ、本編でかき乱された僕のココロをクールダウンさせるのには、おあつらえ向きだ。
そんなイノセントな心で視聴していたのだが…
エルサレムに渡った野崎守を演じる阿部寛の舞台裏の映像から、ロケ地はアゼルバイジャンということだった。
アゼルバイジャンは、地下から噴出する豊富な天然ガスや石油により、自然の炎が何千年も燃え続けている神秘的な地域であることから、「火の国」と呼ばれている。
そして、その「火の国」で、ヒジャブ風の被り物を巻いて撮影のオフショットを披露しているのは、柚木薫を演じている二階堂ふみじゃないの?
てことは、柚木薫も、エルサレムに渡ったの?
VIVANTのはじめのはじめ
そうして、僕は、またも刺さったままの小骨を思い出してしまった。
遡ること、シーズン1の第1話。
それは、VIVANTのはじめのはじめ。
病院で柚木薫に初遭遇した野崎守だが、彼は彼女のことを知っていた。
大使館勤務の外交官である以上、現地のキーになる邦人を把握していること自体は、不自然とはいえないけれど…
それに対する柚木薫の反応が、ひっかかっていたのだ。
どうして自分のことを知っているのかということに大きな驚きを見せずに、知られていることが当然のような振る舞いにも感じられる。
そして、自分の存在を認知している者は、こうしたカテゴリーのものであろうと類推する…
単に頭がキレるから?
それとも、何かの事柄に関わっているから?
なんとなく引っかかるやりとりは、ずっと刺さりっぱなしの小骨になった。
ただ、シーズン1が、あんなカタチで終わってしまった。
だから、これは、登場人物を説明するための、ドラマによくある、不自然な説明台詞の類だと思っていたのだ。
だが、彼女がエルサレムに赴くというのなら、話は違ってくる。
しかも、WHI(世界医療機構)の白衣は着てないぜ…
ワニズ外務大臣の小骨
もうひとつ、違和感を覚えていたシーンがあった。
それは奇しくも、#悪役会議室 ワニズ外務大臣も指摘していたシーンだ。
シーズン1第10話で、ベキの逃亡の知らせを受けた乃木憂助は、直ちに帰国すると野崎守に告げる。
その通話を終えた後、野崎守は、ニヤリと笑う。
放送当時、そのニヤリとした笑顔の雰囲気に、違和感を覚えていた。
ただ、あんな感じでシーズン1が終わってしまった以上、あれは、即行動に移す乃木憂助に頼もしさを感じたものだと思った。
だが、第13話を観終わった今なら、全てが計算通りに運んでいるという満足感を表しているようにも見える…
和久井俊作
そうして僕は、どうして、田中俊介が演じる和久井俊作の印象的なカットが、ちょいちょい差し込まれるのかを理解することができた。
彼は、和久井俊作は、野崎守をずっとマークしているのだ。
それは誰の命令により?
裏切り者として、佐野公安部長からマークするように命令を受けたの?
だが、野崎守は、エルサレムに渡る前、佐野公安部長ともうひとりとブリーフィングをしているように見える。
だとすれば、和久井俊作は、外部のエージェントなのか?
それこそ、エルサレムの、ヘブライ語をあやつる連中から、野崎守は信用に値するのか、監視を命じられているのか…
ノアの方舟
イスラエルとの関わりが出てくるのなら、キーワードはノアの方舟だろうか。
奥出雲町の船通山やスサノオ神話とのつながりが噂される、ノアの方舟伝説。
乃木憂助も奥出雲町の実家で何かを見たようだ。
そして父である乃木卓も、その事柄を調査していたとノコルが証言している。
井上順が演じる、乃木卓の兄である乃木寛道。
彼は、呼び出されたホテルニューオータニで、野崎守に、何を告げられたのだろう。
乃木卓は、ノゴーン・ベキは、ひと足早くイスラエルへ渡航しているのだろうか…
ついつい、妄想を暴走させてしまった…
まあ情弱の僕が考察の真似事したって、どうせ当たらないんだけどね…
新庄も、愛国心の強い理想主義者だったし、チョッキーに至っては、ただの乙女だったしね。
ただ、野崎守理事官の裏切りが明るみに出るのが、第13話では早すぎるよね。
つまり、それは、クライマックスではないんだよなぁ…
そんな、なんの裏付けもない予想だけ、捨て台詞がわりに置いておこう…






