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チーフスがスーパーボウルリングをお披露目「2つのダイヤモンドは唯一のチームの証」

カンザスシティ・チーフスがスーパーボウルリングをお披露目してくれた。
covid-19な世界で暗いニュースが続く中、久しぶりに手放しで楽しめる明るいニュースだ。

デザインのディテールも解説

こちらでは、そのデザインも詳細に解説されている。

ソーシャルディスタンスなセレモニー

公開されている様子は例年と違う。
いつもならパーティー会場でブンチャカやりながらというところだろうが、なにぶんcovid-19な2020年。
オープンエアーのもと、スタジアムで、しっかりとディスタンスを取りながら行われた模様。
ドームじゃなくってよかったね。

残念なのは家族が同伴できなかったことだろう。
でも、こんなあたたかいメッセージが公開されている。
こんなメッセージがもらえるんなら、リングのほうがおまけだよね。

2つのダイヤモンドは唯一のチームの証

リングに飾られるダイヤモンドの数は、スーパーボウルを制覇した回数だ。
これ見よがしに並べ立てているチームに比べれば、随分控えめだと思われるかもしれない。
しかし、この2粒のダイヤモンドには、相当な重みがある。

1つ目のダイヤモンドを手に入れたとき、その時はまだAFLとNFLの合併前だった。
チーフスは、AFLのチャンピオンとしてNFLのチャンピオンを撃破した。
そしてきっかり50年後、今度はNFLのチャンピオンとなった。
この2つを成し遂げたのはチーフスだけだ。

ジェッツもそのクラブに加入できる可能性を持っている。
しかし、AFLを創業し、結果的にNFLに現在の隆盛をもたらすことになったラマー・ハントが作り上げたチームという意味で、やっぱりチーフスは特別な存在だと言えるだろう。

石油王となり、NFLに対抗するリーグを立ち上げ、レベニューシェアという画期的な手法を作り上げた。
そもそも彼が、AFLという別リーグを立ち上げなければ、スーパーボウルというチャンピオンシップも生まれることはなかった。
もうちょっとスケールの小さな優勝決定戦止まりだっただろう。
NFLはAFLと合併しなければ、ラマー・ハントという人物がいなければ、今日の隆盛はなかったのかもしれないね。

情報源: 2020 第54回スーパーボウル「ジャージの勝敗予想とラマー・ハント BOWL」 | ALOG

covid-19のおかげで2020年の開催自体がどうなるのかなんて暗いニュースばかりが続き、僕も、つい今回のスーパーボウルのことを忘れていた。
今回、この記事を書くにあたって、あの激闘を思い出した。
モータウン・スピン・ムーブのスペシャルプレイに驚かされ、それぞれのFBがきらりと光る活躍を見せたあの好ゲームを。
さて、もう9月。
Back to Football!

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