Jetpack Searchは、WordPressのブログに最強の検索機能を与えてくれる。
Google カスタム検索よりも使い勝手のいいそれは、検索エクスペリエンスを別次元に引き上げる。
Jetpack Search 実際の検索画面
このブログで「ジョン・ウィック」と入力して表示された検索結果。
入力した検索ワードはハイライト表示されている。
表示順も、「関連性」「最新」「最も古い」でソートが可能。
さらに「カテゴリー」「タグ」「月」によるフィルターオプションも設定可能だ。
当然ながら、広告が表示されることもない。
Jetpack Searchを利用するには2通りの方法がある。
1.すでにJetpackをインストール済みなら「有効化」するだけ
サイトの検索インデックス作成に少し時間がかかるので、気長に待ちましょう。
2.Jetpack Search単体のプラグインをインストールする
The Jetpack Search plugin is an easy-to-use WordPress search plugin that enhances the default site search functionality. Thanks to advanced site search tools, your visitors will experience the best…
僕は、すでにJetpackをインストール済だったので、単体のアプローチは試していないが可能なようだ。
検索結果をカスタマイズする
検索結果をカスタマイズするをクリックするとオーバーレイ表示される検索結果のカスタマイズが可能だ。
「Jetpack 検索のカスタマイズ」ページまたは WordPress テーマ カスタマイザーを使用して、テーマに合わせてインスタント検索結果オーバーレイの色とスタイルを構成できます。
情報源: Jetpack インスタント検索をカスタマイズする
ライトモードとダークモードの選択や検索ワードのハイライト表示色の変更もできる。
フィルターオプションの設定方法
ちょっと手間取ったのがフィルターオプションの設定だ。
Jetpack Searchが有効化されていれば、「Jetpack Search サイドバー」というウィジェットが作成されているはずだ。
そこに「カテゴリー」「タグ」「日付」のフィルターを追加した。
デザイン調整が不要
Google カスタム検索との最大の違いは、デザイン調整なんて面倒な手間が不要なことだ。
Google カスタム検索では、ブログテーマになじまず浮いてしまうデザインを調整する必要があった。
永遠の素人の僕は、そこで挫折。
しっくりこないデザインを我慢するか、Google カスタム検索をあきらめるかの選択肢しかなかった。
だが、Jetpack Searchは、もともとWordPressに組み込まれている検索機能をパワーアップして置き換えるもの。
だから、ブログテーマに据え付けられた検索ボタンをクリックするだけで、この最強の検索機能を呼び出すことができる。
神永 新二がベーターカプセルのスイッチを入れるだけで、プランク・ブレーンからリピアの身体を召喚するような手軽さだ。
本郷猛のように、ヘルメットを被って、サイクロン号のスピードをあげ、風を受けてプラーナを溜め込むなんて手間はかからない。
Anyway、僕のお気に入りのこのブログテーマ Uku に備わっているシンプルな検索ボタンをそのまま生かすことができるのはうれしい限りだ。
無料プランには制限があるけれど
いうことなしの最強の検索機能だけれど、無料プランには制限がある。
レコード数とリクエスト数に制限がかかる。
なんだけど、レコード数とは固定ページを含んだ投稿数を指しており、無料プラン上限の5000件に対して現在980件。
さらにリクエスト数も500件となっているが、現在のアクセス数からして、誰かさんが僕のブログの中を500回も検索するだろうか?
この2点から考えると、僕にとっては実質、無制限みたいなもんだ。
いわゆる「プロ」ブロガーと名乗っている人たちや商用サイトでもない限り、多くの個人ブロガーは無料で長く利用できるんじゃないだろうか。
最大のユーザーは自分
検索の果てにたまたま流れ着いた人たちに、さあ検索かけてみようと思わせるほどのブログではないので、これからもユーザーが増えることはないだろう。
しかし、最大のユーザーである自分にとっての恩恵は大きい。
このブログは、その時々で僕がココロ惹かれたものについて書いた民謡のようなブログであり、決してデータベースなどではない。
それでも、アレについて書いてたよなと検索することも多くなってきた。
これまでは、検索にヒットしても記事のタイトル一覧しか表示されなかったが、この最強の検索機能のおかげで、より深くまで正確に潜ることができる。
あとは、またまた姿を消したTumblr 最強の検索機能が復活してくれればいうことないんだけどなぁ…