It’s National Tight Ends Day.
It’s a holiday.
というわけで、今シーズンもNational Tight Ends Dayが10月25日に開催された。
今年は、ラッシングにより3回もファーストダウンを獲得するTEが登場した。
National Tight Ends Day TD カウンター
この日、TE達があげたTDは実に「13」。
しかも、2TDを記録した選手がふたりもいた。
ひとりはニューヨーク・ジェッツのメイソン・テイラー。
そしてもうひとりは、ロサンゼルス・ラムズの13パーソネルの一角を担うデイビス・アレン。
毎年この日になると、新しい才能に触れることができて本当に楽しいよね。
順調に次の世代が芽吹いているのを感じる。
だがその一方で、“昔の名前”で出ているレジェンドも絶賛活躍中だ。
トラビス・ケルシー
引退を撤回して今シーズンもフィールドに戻ってきたカンザスシティ・チーフスの看板TEは、この日、TEとしての通算最多レシービングヤード記録を更新した。
さらに通算キャッチ数でも、ポジションの枠を超えて全レシーバー中「歴代5位」に浮上。
しかし、あらためてこのランキングを見返してみると、トニー・ゴンザレスの数字はあまりにも圧倒的だ。
この壁を破るのは容易ではない。
かつてビル・ベリチックが「LBをふたりがかりでぶつけて、ライン上からリリース(出足)すらさせない」という徹底的なゴンザレス潰しを敷いたのも、心底頷けるよね。

NFL百年の走馬燈(5)100年のベストメンバー「TE編 永遠のプロトタイプ」 – ALOG
そんな伝説のトニー・ゴンザレスが、NFL Filmsのスティーブ・サボルから「TEというポジションの成り立ち」についてレクチャーを受けている貴重な映像が公開されていた。
「歴史的なTEたちへの意識はあるかい?」と尋ねるサボルに対し、ゴンザレスは「まあ知ってますけど…でもTEって全然取り上げられないですよね。だってNFL Filmsって、いつもRBやLBばかりスポットを当てるじゃないですか」と愛のあるボヤキ。
サボルが「いやいや、TEの特集番組だって作ってるよ!」と弁明するも、「めっっったに作らないくせに(笑)」と切り返すゴンザレス。
第7週 チーフス VS シーホークス
この第7週、チーフス対シーホークスの一戦は間違いなく注目のカードだった。
ここまで開幕無敗をキープしているチーフス。
その原動力となっていたのが、まさにこのオフにシアトル・シーホークスから加入したRBケネス・ウォーカー3世だ。
1試合平均133ヤードを稼ぎ出す彼のラン攻撃が、チームに絶大な安定感をもたらしてきた。
その彼を、古巣であるシーホークスの強力守備陣がホームで迎え撃つ。
そして古巣は、容赦ない“歓迎”を見せた。
彼らがケネス・ウォーカー3世に許したヤードは、わずか36ヤード。
普段の3割程度に抑え込まれたこのスタッツは、完全に「封じられた」と表現しても構わないはずだ。
結果的に、チーフスがこの試合であげられたスコアはFG1本の「3点」のみ。
シアトルの“ダークサイド”は、今年も健在だ。
リーグトップクラスの硬さを誇る守備陣が、無敗のチームを完璧に飲み込んでみせた。
A・J・バーナー
ひと頃は絶滅危惧種だったくせに、最近じゃ、何でも屋になっているTE。
このところ、スニーク専門のQBもやらされている。
Tush Pushがコールされても、TEならば躊躇せずにプッシュできるからね。
シーホークス TE A・J・バーナーは、この日、3度もTush Pushがコールされていた。
結果、ラッシングにより3回もファーストダウンを獲得するというスタッツを残した。
厳しいゲームを乗り切るための厳しいショートヤードを獲得するという役目を、しっかり果たしたことになる。
まあでも、以前、ボルチモア・レイブンズのマーク・アンドリュースも、てっきりQBスニークと思わせといて、そこから普通にピッチしたりしてたから、この先の展開も楽しみだよね。
彼らのバーサタリティーと、優秀なコーチのアイディアが合わされば、これまで見たことのない場面で登用されたTEが、見たことのないプレイを見せてくれるのかもしれないね…
