NFL 2026 「10月25日はタイトエンドの日」:最多記録からTush Pushまで

It’s National Tight Ends Day.
It’s a holiday.
というわけで、今シーズンもNational Tight Ends Dayが10月25日に開催された。

今年は、ラッシングにより3回もファーストダウンを獲得するTEが登場した。

National Tight Ends Day TD カウンター

この日、TE達があげたTDは実に「13」。
しかも、2TDを記録した選手がふたりもいた。

ひとりはニューヨーク・ジェッツのメイソン・テイラー。

そしてもうひとりは、ロサンゼルス・ラムズの13パーソネルの一角を担うデイビス・アレン。

毎年この日になると、新しい才能に触れることができて本当に楽しいよね。
順調に次の世代が芽吹いているのを感じる。

だがその一方で、“昔の名前”で出ているレジェンドも絶賛活躍中だ。

トラビス・ケルシー

引退を撤回して今シーズンもフィールドに戻ってきたカンザスシティ・チーフスの看板TEは、この日、TEとしての通算最多レシービングヤード記録を更新した。

さらに通算キャッチ数でも、ポジションの枠を超えて全レシーバー中「歴代5位」に浮上。

しかし、あらためてこのランキングを見返してみると、トニー・ゴンザレスの数字はあまりにも圧倒的だ。
この壁を破るのは容易ではない。
かつてビル・ベリチックが「LBをふたりがかりでぶつけて、ライン上からリリース(出足)すらさせない」という徹底的なゴンザレス潰しを敷いたのも、心底頷けるよね。

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そんな伝説のトニー・ゴンザレスが、NFL Filmsのスティーブ・サボルから「TEというポジションの成り立ち」についてレクチャーを受けている貴重な映像が公開されていた。

「歴史的なTEたちへの意識はあるかい?」と尋ねるサボルに対し、ゴンザレスは「まあ知ってますけど…でもTEって全然取り上げられないですよね。だってNFL Filmsって、いつもRBやLBばかりスポットを当てるじゃないですか」と愛のあるボヤキ。

サボルが「いやいや、TEの特集番組だって作ってるよ!」と弁明するも、「めっっったに作らないくせに(笑)」と切り返すゴンザレス。

第7週 チーフス VS シーホークス

この第7週、チーフス対シーホークスの一戦は間違いなく注目のカードだった。

ここまで開幕無敗をキープしているチーフス。
その原動力となっていたのが、まさにこのオフにシアトル・シーホークスから加入したRBケネス・ウォーカー3世だ。
1試合平均133ヤードを稼ぎ出す彼のラン攻撃が、チームに絶大な安定感をもたらしてきた。

その彼を、古巣であるシーホークスの強力守備陣がホームで迎え撃つ。

そして古巣は、容赦ない“歓迎”を見せた。
彼らがケネス・ウォーカー3世に許したヤードは、わずか36ヤード。
普段の3割程度に抑え込まれたこのスタッツは、完全に「封じられた」と表現しても構わないはずだ。

結果的に、チーフスがこの試合であげられたスコアはFG1本の「3点」のみ。

シアトルの“ダークサイド”は、今年も健在だ。
リーグトップクラスの硬さを誇る守備陣が、無敗のチームを完璧に飲み込んでみせた。

A・J・バーナー

ひと頃は絶滅危惧種だったくせに、最近じゃ、何でも屋になっているTE。
このところ、スニーク専門のQBもやらされている。
Tush Pushがコールされても、TEならば躊躇せずにプッシュできるからね。

シーホークス TE A・J・バーナーは、この日、3度もTush Pushがコールされていた。
結果、ラッシングにより3回もファーストダウンを獲得するというスタッツを残した。
厳しいゲームを乗り切るための厳しいショートヤードを獲得するという役目を、しっかり果たしたことになる。

まあでも、以前、ボルチモア・レイブンズのマーク・アンドリュースも、てっきりQBスニークと思わせといて、そこから普通にピッチしたりしてたから、この先の展開も楽しみだよね。
彼らのバーサタリティーと、優秀なコーチのアイディアが合わされば、これまで見たことのない場面で登用されたTEが、見たことのないプレイを見せてくれるのかもしれないね…

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