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NFL 2021 LV レイダース「ブリッツいらずのふたりのエッジ」

ここまでの7戦全てで30%以上のプレッシャーレートを記録しているラスベガス・レイダースのディフェンス。
そんなチームは、Next Gen Stats始まって以来のこと。
しかも、彼らがブリッツを仕掛ける率は、リーグで最も少ないのだ。

ブリッツ率 15%

ラスベガス・レイダースは、ブリッツ率 15% プレッシャーレート 38.7%。
ブリッツ率最多を誇るタンパベイ・バッカニアーズと比較すると、その違いは顕著にあらわれる。
タンパベイ・バッカニアーズは、ブリッツ率 40%弱で、プレッシャーレートは、NFL平均の 27%をどうにかクリアしている。

AFC Defensive Player of the Weekに輝くふたりのエッジ

その原動力は、ふたりの強力なエッジの存在だ。

ヤニック・ガコウエは、第7週のAFC Defensive Player of the Weekに選出された。

The defensive end finished Sunday’s contest with four tackles, two tackles for loss, two sacks, two quarterback hits and two passes defensed.

情報源: Yannick Ngakoue named Week 7 AFC Defensive Player of the Week

そしてもう一人のエッジ、マックス・クロスビーも、第1週のAFC Defensive Player of the Weekに選出されているのだ。

荒れに荒れた開幕のMonday Night。 その乱戦を制した勝因は、間違いなくラスベガス・レイダースのディフェンス・ラインだった。 その勝因は、Next Gen Statsでも裏付けられている。 でも、Next Gen Statsって何?

情報源: NFL 2021 LV レイダースの勝因を裏付けるNext Gen Statsって何? | ALOG

ボルチモア・レイブンズのQBラマー・ジャクソンに、54.5%というNext Gen Stats史上最高のプレッシャーをかけ続けて乱戦をモノにした姿は記憶に新しい。

ブリッツいらずのふたりのエッジ。
そのシンプルな強さは、戦術も何も立ち入る余地がない。
後味の悪いカタチでヘッドコーチ交代となったゴタゴタにも、揺らぐことなくチームを支えていくはずだ。

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