Movie & TV / テレビ東京

「お耳に合いましたら」とPodcast「世間話が聴きたくて」

またまたテレビ東京が作った新しいフォーマットは、お馴染みのカジュアルなグルメにポッドキャストを組み合わせるというもの。
なぜ今ポッドキャスト?
と思ったが、そろそろPodcastが来そうなニオイもする…

お耳に合いましたら

オリジナルドラマ「お耳に合いましたら。」は、主人公・高村美園があるきっかけからポッドキャスト番組をはじめていくパーソナリティ成長記です。配信する番組のテーマは、主人公が愛してやまない、「どこの街にもある、決して特別ではない、でも欲さずにはいられない」魅惑のチェーン店グルメ・通称“チェンメシ”。毎話ごとに、多くの人が知っている人気チェーン店が登場し、主人公がそこのメニューを食べながら、ありったけの<好き>を込めて、その“チェンメシ愛”を語っていきます。

情報源: イントロダクション|【木ドラ24】お耳に合いましたら。|主演 伊藤万理華|テレビ東京

Amazonプライム・ビデオでも配信中

八月は夜のバッティングセンターで。と同様に、Amazonプライム・ビデオでリアルタイムで追っかけ配信中だ。

ポッドキャストをめぐる動きは活性化

この番組とタイアップするSpotifyだけではなく、このところギョーカイでは、ポッドキャストをめぐる動きが活性化している。

Apple然り

Appleは本日、Apple Podcastを通じて、クリエイターがプレミアムサブスクリプションを提供するグローバルマーケット向けApple Podcastサブスクリプションを発表しました。

情報源: Apple、Apple PodcastサブスクリプションでPodcast配信の次章を牽引 – Apple (日本)

最近動きの激しいAutomatticも

Pocket Castsのホームがもうすぐ新しくなる。TumblrやWordPress.comの親会社であるAutomatticが、NPRやBBC Studiosのいる公共ラジオグループの集団から、このポッドキャストアプリを買収している。Automatticは、Pocket Castsのためにいくら支払うか、公表しなかった。

情報源: TumblrやWordPressの親会社Automatticが人気ポッドキャストアプリのPocket Castsを買収 | TechCrunch Japan

特にAutomatticはWordPressをはじめ、Tumblr、Day Oneと僕にとって必要不可欠なものが全て揃っている。
だから、今回の動きもとても気になる。

音声コンテンツを欲してる

時代はわからないが、僕は音声コンテンツを欲してる。
群雄割拠の動画配信サービスが原因なのだ。
いくらでも観れるからと、濃密なカロリーの高いコンテンツに溺れてしまう。
胃もたれしたからと、今度はライトなYouTubeにハマってしまう。

ひところと違って、YouTubeにはプロの演者がプロの編集を携えて参入してきた。
その流れは後を絶たない。
しかし、煽りまくったタイトルとキッツキツの編集とテロップ。
1秒たりとも目を離すなよという姿勢に疲れを覚え始めていた。

ほら面白いですよ。
ビックリしますよ。
と煽られた割にはそうでもなかったなんてこともザラ。

そんなものより、聞き流してもかまわないくらいのどうでもいい話にふふっと笑ったり、感じ入ったり…
そういう胃もたれしない優しいコンテンツを僕は欲しているのだ。

先日の吉岡里帆がトルコ人にInstagram乗っ取られた話も面白かった。

そしてこれは、YouTubeで「実はなんと、私、トルコ人にInstagram乗っ取られましたー!」なんてやっても面白くない。
音声コンテンツだからこそ伝わる面白さだった。

ただのスナックでのおしゃべりみたいな、リリー・フランキーの「スナック ラジオ」。
当初、スポンサーもつかず短命で終わるはずが、スポンサーにTikTokを迎え延命することになった。
これも、なんとなくダラダラと続く世間話から生まれる可笑しみと深み、そうしたものを世間が欲しているからなのだろう。

リリー・フランキーと常連客の楽しく賑やかな開店準備の時間を、皆さんにお聞かせいたします。

情報源: リリー・フランキー「スナック ラジオ」 -TOKYO FM 80.0MHz

音声コンテンツの問題点

しかし、音声コンテンツには大きな問題点がある。
それは、新しい、良質なコンテンツを見つけにくいこと。

YouTubeを見続けてしまうのは、おすすめがガンガン提示されること。
さらに映像特有の利点もある。
パッと見て、良いかどうかが判別できる。
ささっと早送りして、それを見るべきかどうかを即座に判断できる。

しかし、音声コンテンツは、パッと聴いても判断できない。
早送りして判断することも叶わないし、腰を据えて付き合ったみたら結果的に裏切られた。
なんて経験も多々ある。
そうして、昔の名前で出ています的なビッグネームのコンテンツに頼ることになり、新しいものをなかなか発掘することができない。
その人のもともとのファンは囲い込まれるだろうが、囲いの外に音は漏れてこない。
そして、看板を持っていない原石が、誰にも見つけられずに埋もれたまんまに陥ることも多いんじゃないだろうか。

ここをなんとか打破できないと、活性化しようとするポッドキャスト「ギョーカイ」は、大きなうねりにまでつながらないんじゃないだろうか。
そして、なんとか打破してほしい。
他愛もない話になんとなく聴き入ってしまう、そんなニューフェイスに出会いたいよね…

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