クオバディスのアイコニックな正方形の手帳。
エグゼクティブは、バーチカルの時間目盛りをもつウィークリーレフトの手帳として活用できるかもしれない。
ウィークリー フォーマット
情報源: Executive Notes エグゼクティブノート/レフィル ゴールドエッジ
ベースのウィークリー フォーマットはこれだ。
1時間ごとの時間目盛りが垂直に並ぶバーチカルでありながら、右側には大きなノートスペースがある。
大きなノートスペースには、色々貼りつけてデコって遊ぶなんて楽しみもあるはずだ。
ホリゾンタルのウィークリーレフトが苦手
ホリゾンタルのウィークリーレフト手帳の王様といえば能率手帳。
それ一冊を使いこなす大人に憧れて、僕も何度かチャレンジしてみたが、その度に挫折した。
それは、ホリゾンタルのスペースがどうにもうまく使いこなせなかったからだ。
横長に広がるスペースは、それなりにハックがないとうまく使うことができなかった。
結果的にゴチャッとする感覚が、僕の悪筆と最悪の相乗効果を生んでいた。
エグゼクティブを使ったことがない
Quo Vadisとのつきあいは、そこそこ長い。
でも、これまで僕はエグゼクティブのタイプの手帳は、一度も使ったことがなかった。
それは、これまでの僕の生活にはビジネスが最適だったからだ。
ジャケットのポケットに収まり、1週間の時間枠がスペースとして一目瞭然で把握できる。
それこそが、以前の生活スタイルには最優先で求められていた。
だから、生活のカタチが変わった現在、欲しいカタチも変わるのはアタリマエのことなんだろう。
ウィークリーのブラウザ
僕が今手帳に求めるものは、ウィークリーのブラウザの役割だ。
それも、予定よりも結果として振り返るための週報のような役割。
ユビキタス・キャプチューというかジャーリングというか、僕が1日書き殴るもの。
野帳やDay Oneに書き殴るもの。
1日のうちに書き殴ったものをサルベージする、デイリーレビューは、なんとか習慣化できるようになってきた。
そして次は、ウィークリーレビューを習慣化させたいと思っている。
1日のレビューで拾い上げたものを、さらに1週間という目線で俯瞰してレビューする。
その1週間を視覚化できるブラウザのような手帳。
これこそが、今、僕が欲しいものだ。
バーチカルは、やっぱり使いやすい。
たいしてアポを書くこともないけれど、縦長のスペースは、To Doにせよ、トラッキングしたい数字を書くにせよ。
メモを取るときは、キーワードをおさえることが多いという点から見ても、縦長の方が重宝する。
さらに、大きなノートスペースがあれば、その1週間を抽象化するものやリマーカブルなノートを残しておける。
レビューなんてたいそうなことを書いているけれど、忘れたくない日を忘れたくないようにしてるだけのことなんだと受け取ってもらってかまわない。
長く続いた手帳会議も終わりが見えてきた、今日このごろ。
まさか、はじめてクオバディスのエグゼクティブを選ぶという結論が見えてくるとは思わなかった。
この歳になっても初めてのことを経験できるという点だけは、トム・ブレイディにも劣ることがないと証明できたということか…
そのご褒美は、Quo Vadis 誕生70年の特別なレフィルってことになるのかな。
