春だからサクラクラフトラボ 005レビュー

昨年の11月に発売されて以来、ずっと気になっていたサクラクラフトラボ 005をようやっと手に入れることができた。
春を待ってた訳じゃあないが、気づけば、もうサクラが咲く頃だ…

ひらめきを咲かせる。 SAKURA craft_lab 005 。『新しい懐かしい、をつくる。』のプロダクトコンセプトを基盤に、サクラクレパスならではの大人の筆記具開発ラボ「SAKURAcraft_lab」の005製品紹介ページです。

情報源: SAKURA craft_lab 005 | 株式会社サクラクレパス

サクラクレパスのアイデンティティー

本当にいい歳になってしまった僕が欲しくなる筆記具が、まさかサクラクレパス!からリリースされる日が来るなんて思ってもみなかった。
サクラクレパスの製品をガッツリ使うのは、モノゴコロがなんだかわからなかった頃以来であり、見た瞬間にどうしても欲しくなったのも、その頃以来のことだ。

これまで私たちは、筆記具にはサクラクレパスの名前を全面的に打ち出さず、商品ごとのブランディングを続けてきました。
「描画材料のブランド」「子ども向けの商品ブランド」というイメージが筆記具としてはプラスに働かないと考えていたからです。
しかし、商品化に向けた調査で、「サクラクレパス」のもつ「親しみやすい」「色鮮やか」「懐かしい」というイメージは、プラスに働くことがわかりました。

私たちは、もう一度、自分たちの原点に立ち返り、サクラクレパスらしい筆記具を生み出そうと考えました。かいていてワクワクする文筆記具をつくる。そのための筆記具開発チームが、「SAKURA craft_lab」です。

情報源: SAKURA craft_lab(サクラクラフトラボ) | 株式会社サクラクレパス

日本人の多くが小さいころ、サクラクレパスと思い出を共有してきた。
だからと言って、大人になって急に毛嫌いする訳ないじゃないか。
ただただ、僕らが使うべきものを堂々とリリースしてくれていなかっただけのこと。
サクラクラフトラボ 005には彼らのアイデンティティーと回復した自信がみなぎっている。

サクラのデザイン

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見ただけでどこのどなたがこしらえたのかが1発でわかる。
アイデンティティーのサクラが美しく、誇らしげに本体にデザインされている。
サクラクレパスが単なるメーカーからブランドに昇華したんだということは、商品の外装パッケージのデザインを見ても実感する。

Processed with VSCO with a5 preset

クーピーを思わせるような単色のすっきりとしたデザインと豊富なカラーバリエーション。
これで毎年の限定色なんてリリースされたら、ひたすらコレクションしてしまうだろうね。

情報源: SAKURA craft_lab 005 | 株式会社サクラクレパス

太くて重くて書きやすいデザイン

Processed with VSCO with a5 preset

コロッとした太めのクーピーのようなデザインは、見てくれだけではなく、実際のところ書きやすい。
適度に太くて、適度に重くてサラサラ書いて行ける。

ここんとこ、デザインや書きやすさにこだわった新製品が各社からリリースされているけれど、太さと重さを兼ね備えたモノは見当たらない。
そして、僕はソレを欲していた。
ソレを兼ね備えたモノが、こんなミニマルなデザインで出現したのだから手に入れないわけにはいかない。
しかも、おしりにしっかりとサクラが鎮座しているのだから。

さらさらパウダーホワイト

僕が手に入れたのは、パウダーホワイト。
だからというわけではないが、ペン軸の感触はサラサラしていてベタつきを感じることはない。
水性顔料ゲルインキの書き味もサラサラとしていて、触感的にも心地いい。

セピアブラックというインキ色

購入前にイメージできなかったのが、セピアブラックという標準装備のインキ色。

情報源: クラフトラボ 005 0.5mm ボールペン(各色)|ステーショナリー | 筆記具 | ボールペン | |サクラクレパス|ロフトネットストア

画像だけ見れば全くブラックという感じがしない。
まあアレだったら、すぐに交換しようと考えていた。
ただ、今のところ、普通に文字を書き連ねる分には違和感を感じない。

ほぼ日手帳オリジナルでのサンプル

旅する野帳でのサンプル

小っ恥ずかしいので字の汚さには目を瞑っていただいて、色合いだけチェックして欲しい。
ぱっと見、若干、黒が軽いかなと感じる程度で違和感は全く感じない。
このままインキ交換することなく、使い続けてみようと思う。

クリップは見送り

情報源: SAKURA craft_lab 005 | 株式会社サクラクレパス

別売りとなるクリップは、今回、装着を見送ることにした。
ステイホームな現状では、何かに挟んで飛び回ることもなく、そこらにゴロゴロ転がしておけばいい。
それなら、ミニマルで完成されたデザインを味わう方がいいからだ。
状況が変わったり見た目に変化が欲しくなったら、その時考えればいい。
そこが別売りの良さ。

ロフトネットストア

施策的にオンラインで大々的には販売されていない。
まっとうな値段で正式に販売しているのは、伊東屋とロフトネットストア だけだ。
色で迷っている人は、実際の店舗でアレコレ見るのが楽しいだろうね。
逆に決められなくなっちゃうかもしれないけど…

日本のブランド

本体価格3千円ほどの、このプロダクトが、海外のブランド、しかも名のあるデザイナーなんかによるモノだとしたら一体いくらで販売されることになるだろう?
大袈裟ではなく10倍近い価格で販売されるんじゃないだろうか。
高いから良いモノなのですよという海外ブランドと違い、サクラクレパスは良いものをそれでも割安にという日本のブランドの真骨頂を感じる。
これは誰にあげても絶対に喜ばれるプレゼントになるだろう。
文字通り、どんな国の人にも。
現在の日本がギュッと凝縮された一本だと思う。

僕らは、子供の頃、サクラクレパスのマスターピースに出会ってる。
そして大人になって、また別のマスターピースに出会うことができるなんて思ってもみなかった。
サクラはまた咲くと知ってはいたのにね…

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