NFLは、2018年シーズンからシンプルになったパスキャッチルールを採用することにした。
新ルールによるキャッチングは、次のように定義されている。
NFL審判部の上級副社長アル・リバーロンは今週半ば、競技委員会によるキャッチングルールの提案文を発表していた。新ルールはキャッチを次のように定義している。
1.ボールをコントロールすること
2.両足の着地、もしくは、その他部位が地面に接すること
3.以下のフットボール上の動きをすること
・3歩目のステップ・ライン・トゥ
・ゲインへ到達あるいはこれを延ばす動き
・もしくは、これらのアクションを行うだけの能力のある動き
情報源: NFLが満場一致でキャッチルールの簡易化を承認 | NFL JAPAN.COM
なるほど!
とは言ってみたものの、ルールブックを読むのが昔から苦手だった僕には、いまいちイメージを膨らませることができない。
そんな僕のようなお人向けに、NFLは解説動画を公開してくれた。
しかも、騒ぎになった実際のプレイに基づいての解説だ。
審判が繰り返しビデオを再生しては、「これはキャッチとみなして良いものなのか?」なんて哲学的な問答に迷い込むスポーツなんてフットボールだけだろう。
キャッチというシンプルな動作自体が成立してるかどうかでモメるなんて、他のスポーツでは耳にしたことがない。
まあ、そうして生まれるタラレバと余波は、文化としてのフットボールを盛り上げることには繋がっているのかもしれないが…
今回のルール変更が、後味の悪い判定を減らすことにつながることを期待しよう。
それはきっと、グレートキャッチを取り消された彼らが、自分自身の名誉回復よりも望んでいることなんじゃないだろうか。