ほぼ日手帳2027 V&A Series:UsefulでもBeautifulでもない僕だけど…

「夏休みの友」のように例年通り「ほぼ日手帳2027」の長いキャンペーンがランニングしている。
そんな中、僕の目を止めたのは、本日リリースされたV&A Series

19世紀のイギリスのデザインが、HONのカバーにやたらとしっくり来るんだよね…

V&A Series

HON(A6・A5)Vine

僕の目を引いたのは、HON。
19世紀のイギリスのデザインがHONというパッケージと一体化して、いい雰囲気を醸し出してる。

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表紙に選んだのは、生い茂る葉の中に 豊かに実ったぶどうを描いた「Vine(ぶどう)」です。 もともとは1873年に 手刷りの壁紙として生み出され、 自然を深く愛したウィリアム・モリスの思いが 感じられるようなデザインです。

手刷りの質感が伝わるように、 表紙はキャンバスのような質感の素材に印刷しました。 周囲に残る下書きの線や塗りムラまで しっかりと表現されています。

V&Aとほぼ日手帳のコラボレーション〈ほぼ日手帳2027予告〉 – ほぼ日手帳マガジン – ほぼ日手帳

コモンプレイス BOOKとして使うにも、いかにもな佇まいだよね。
そして、日記としての面構えも十分だ。
誰にも打ち明けられない秘密を、ここだけに告白するみたいな、決してライフログなんかじゃない、重厚な日記感がある…

こういうのに出くわすと、封印している手書きの日記欲が刺激されてしまうなぁ…
でも、そうなるとゲルインクなんかじゃなく、キャップ式の極太の万年筆で…
はっ!いかん!いかん!
僕は、ユニボール ワン 3でカジュアルに生きていくのだ。

weeksのデザインも、2つとも好みで、会議なんか開かなくても脊髄反射でジャケ買いするには、十分な動機になる。

V&Aとほぼ日手帳のコラボレーション〈ほぼ日手帳2027予告〉 – ほぼ日手帳マガジン – ほぼ日手帳

V&A=ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館

文部省の定める教育課程をまあまま修了してる僕だけど、学も教養も、まあまあ欠損している。
だから、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館なるものの存在を僕は知らなかった。

その名前のとおり、あのヴィクトリア女王と、夫であるアルバート公の名前が記された博物館であるらしい。
そして、世界最大級の応用美術・装飾美術・デザインの国立博物館である。

絵画、彫刻、写真、ガラス工芸品、金属製品、陶磁器、宝石・貴金属、建築関連、アジア美術、衣装、アンティーク家具、中世から近代の武器、本、おもちゃ、テディベア、古い電化製品など、そのコレクションは多岐におよび、展示室の数も非常に多い。

ヴィクトリア&アルバート博物館 – Wikipedia

伝統も格式もあるが、カビ臭いものばかりが居座っているわけでもない。
アタマもココロも柔軟だ。
現在も、「ウォレスとグルミット」を生み出したアニメーションスタジオ「アードマン・アニメーションズ」の創立50周年を記念した展示会が開かれている。

5 things to know about Inside Aardman: Wallace & Gromit and Friends at Young V&A · V&A

ウィリアム・モリス

今回フィーチャーされているのは、ウィリアム・モリスのデザイン。
単なるデザイナーと呼ぶことのできない、やたらとスラッシュの多い才人であったようだ。

デザイナーにして思想家、実業家にして詩人、画家にして社会主義者。後世に深い影響を与えた先駆者=ウィリアム・モリスの全貌は、一片のデザインや一品の作品からではなかなか窺い知ることができません。

ホーム | ウィリアム・モリスの世界

産業革命という、人類史上初の大量生産が可能になるというデカルチャーなEraにおいて、彼はアーツ・アンド・クラフツ運動を実践し、あのJ・R・R・トールキンにも影響を与えた人物らしい。

Have nothing in your houses that you do not know to be useful or believe to be beautiful.
(役に立たないものや、美しいと思わないものを、家に置いてはならない)

デザインのかけらもない、ただ大量に生産されるためだけに生まれたモノに人々の暮らしが埋め尽くされるようになったことへのカウンターカルチャーと言えるだろうか。

「真の芸術」で構成された住居に暮らすことで民衆の人間性が向上し「平和で公正な社会」が実現されると考え、理想化された中世ヨーロッパを範とし、手工芸の復興を目指し、住環境の改善を推進した

アーツ・アンド・クラフツ運動 – Wikipedia

デザインの良し悪しについては語れないが、いいデザインのものに囲まれて感じるGoodな気分は実感できる。
それは、リアルなモノにとどまらず、iPhoneのホームスクリーンにおいてさえ…

そうして、基準を満たさないものにはNo Mercyでバイバイするべきなのだ。
そこには、全くもって異論はない。

ただ、その中心にどっかりと位置する僕自身が、役に立たないもの、美しいと思わないものの代表であると自認している場合においては、どんなアクションとりゃ、いいんだろうね。
もし、この才人がSNSのアカウントをお持ちなら、DMでも送って教えて欲しいところだけど…

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